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種牛49頭の殺処分に着手

 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は31日午前、同県高鍋町の県家畜改良事業団で管理している種牛49頭を殺処分した。

 事業団近くの県有地に埋却を始めた。これで県が管理する種牛は、同県西都市に避難させている主力級5頭だけになる。

 49頭は次世代を担う若い種牛が中心。最高品質の子牛約22万頭を生み出し、現在は引退している全国屈指の種牛「安平(やすひら)」もいた。

 事業団は主力級を含む55頭の種牛を一括管理していた。今月13日、主力級6頭(1頭は感染後に殺処分)を西都市に避難させた後、事業団内で別の肥育牛の感染が判明し、残っていた49頭は家畜伝染病予防法上の殺処分対象になった。

 県は「貴重な種牛が絶えてしまう」として、49頭の殺処分回避を検討していたが、26日、うち1頭が口蹄疫の症状を発症し、急きょ方針を転換した。

 主力級5頭については、県が毎日、ウイルス検査を行って経過観察している。29日に採取した検体は陰性だった。検査は、6月4日採取の検体まで毎日続ける。
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